商売の鉄則で原価は売価の30％に抑えるというのがある。
この３掛けの理論、わりといろんなシーンに当てはまると思う。

労働経済とか。

会社勤めでサラリーを貰っている人なんかは、
実際に仕事で動かしたお金より小さい給料しかもらってねーと嘆くこともあるだろう。
芸能人だってそうだ、支払われたギャラはまず事務所に行って、
３掛けないし４掛けあたりが演者に行く。

でもそれを、搾取されたと思うのはナンセンスだ。
例えば、実際に手にしたお金が動かしたお金の30％だとしましょう。

「自分、踊るの大好きなんで、テレビで踊りたいです！」っていきなり言っても、
プロデューサーが「オッケー！！」となるのは難しい。
「自分、ジャニー◯事務所の〇〇です。チャンス下さい」ってなったら、
プロデューサーは全く考えないわけではないと思う。

「私、勝手に御社の製品のプロモーション方法を考えてきました！」と言っても、
広告担当者は「今忙しいからまた今度お願いします」ってなるだろうが、
「私、博◯堂の◯◯です。御社の製品のアイデアをプレゼンしたく参りました。」と行ったら、
広告担当者は「今忙しいけど、今度是非聞かせてください。」と名刺を渡すかもしれない。

他にも、組織で生きている人は、経理だったり、人事だったり、法務だったり、
得意分野を分業して、チームとして生きている。
この70％の部分が社会での信用であったり、分担であったり、
そういう価値に年貢を納めていると思うべきだと！

そういう恩恵に預かってる30:70だと思うのは、けっこう考え方だったりします。
沖縄の所得が低いって嘆いているのも、ベリーナイスな島、沖縄に住んでる税金だと思って、
前向き前向きです！