一行で宇宙を創れる、自由律俳句の世界。
最近、自由律俳句の世界に首ったけ。
せきしろ×又吉直樹(ピース)の共著、
「まさかジープで来るとは」
「カキフライが無いなら来なかった」
季語が無くて良い、律も気にしなくて良い、ただの一行。
でもそのただの一行がパーと情景を広げてくれたり、
哀愁があったりしてクスってくる。
これは同義異音語がたくさんある日本語だからできることだと思う。
これが英語だと、絶対にできない。
好きな句を2句ずつ。
==========
せきしろ作
「キャベツのお代わりのベストタイミングは今」
きっと無料だろうキャベツのお代わりを探っている哀愁。
「現地集合現地解散なら行く」
車の中は楽しめない、どこか社会に調和していない筆者の様子。
又吉直樹(ピース)作
「ロフトは絶対条件と言っていた頃」
これは、部屋を借りるいい年にもなってまで持っている少年の心と、
ロフトをおしゃれの象徴としてしまっている心。
そしてそう言っていた自分を過去の過ちとしているあたりの切なさ。
「単三電池握りしめて単三電池買いに行った日」
ただただアホなんだけど、「握りしめる」という表現で勘違いが一途になる。
買いに行った「僕」じゃなくて「日」にすることで一気に俯瞰になって広がる。
==========
本の帯に書いてあった、
「文学すぎる戯言か、お題のない大喜利か。」
そう、これはお題のない大喜利!お題は、読んだあなたのこれまでの人生。
お二人がだす、それに対する答えが、
それぞれの隅っこにあるボンヤリとした記憶を引き出してくれます。
この本を読むと、日本語を話す日本人に生まれて良かったと思います。
「手持ち無沙汰で酒が進んだ結果が今」
お手柔らかに。
これも関係あるかも!
(参照:2012.5.23「せっかくのとんこつのダシをかつおで殺してしまったなう」)
次回更新予告:7月13日18:00
せきしろ×又吉直樹(ピース)の共著、
「まさかジープで来るとは」
「カキフライが無いなら来なかった」
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季語が無くて良い、律も気にしなくて良い、ただの一行。
でもそのただの一行がパーと情景を広げてくれたり、
哀愁があったりしてクスってくる。
これは同義異音語がたくさんある日本語だからできることだと思う。
これが英語だと、絶対にできない。
好きな句を2句ずつ。
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せきしろ作
「キャベツのお代わりのベストタイミングは今」
きっと無料だろうキャベツのお代わりを探っている哀愁。
「現地集合現地解散なら行く」
車の中は楽しめない、どこか社会に調和していない筆者の様子。
又吉直樹(ピース)作
「ロフトは絶対条件と言っていた頃」
これは、部屋を借りるいい年にもなってまで持っている少年の心と、
ロフトをおしゃれの象徴としてしまっている心。
そしてそう言っていた自分を過去の過ちとしているあたりの切なさ。
「単三電池握りしめて単三電池買いに行った日」
ただただアホなんだけど、「握りしめる」という表現で勘違いが一途になる。
買いに行った「僕」じゃなくて「日」にすることで一気に俯瞰になって広がる。
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本の帯に書いてあった、
「文学すぎる戯言か、お題のない大喜利か。」
そう、これはお題のない大喜利!お題は、読んだあなたのこれまでの人生。
お二人がだす、それに対する答えが、
それぞれの隅っこにあるボンヤリとした記憶を引き出してくれます。
この本を読むと、日本語を話す日本人に生まれて良かったと思います。
「手持ち無沙汰で酒が進んだ結果が今」
お手柔らかに。

(参照:2012.5.23「せっかくのとんこつのダシをかつおで殺してしまったなう」)
次回更新予告:7月13日18:00