おはようございます、こんにちは、こんばんは。
みなさんは突然、逆らえない大きな組織から巨額の円を請求されたことはありますか。

僕は馬券を買わなくても競馬を楽しめるタイプではありますが・・・



まずはこちらをご覧下さい。
「外れ馬券２７億円も経費だ」脱税裁判で求刑１年に「理不尽な課税」/スポーツ報知 2013.2.8

これはひどい！これは酷い！これはヒドい！

まあね、罪状は馬券買って儲けたから納税してねって話です。
ハズレ馬券を経費にするかしないかの部分なんだけど、
競馬ファンから言わせれば、普通、1レース1点勝負ってほとんどしないわけね。

馬券の種類にもよるんだけど、大体僕の場合は6点買いとか7点買いとか普通にするわけ！
複数持って確率上げてリスク分散させる、みたいな。これ普通な買い方なわけ！
だから、1枚の馬券が当たった時っていうのは、同時に何枚か犠牲になっている馬券はあるわけ！

わけわけわーけ！

僕ら競馬ファンの頭の中からすると、そのハズレ馬券に費やしたお金は確実に「原資」なんです。
それは1レースだけでも当てはまるし、その日1日でも当てはまる。

5レース買ったとして、分かりやすく「1レース10000円・的中すると3倍になる」とします。
そこで、2レース的中させたとしたら、払い戻しは60000円。
でも1レース10000円で5レースだから原資は50000円。

「いえーい！60000円買ったぞいえーい。」と考えるやつはほとんどいない。
オレはそいつに計算ドリルを渡す！
そうなれば、「ん～今日は10000円勝ったな！そうだ、嫁にバラでも買って帰ろうかな」と。そうなる！

国税庁はこの実質的な10000円部分じゃなく、
ハズレ馬券は考慮無しの払戻金60000円部分に課税すると言う。
そんなバカなー！公営ギャンブルではあるから、一応馬券買ったら2.5％は国に納税しているんだが。

それが今回この大阪の人はケタ違いの額で請求され、
実質的な儲けは1億4000万（この時点でこの人バケモノ）なのに対し、
払い戻し部分28億7000万円に対する追徴課税で5億7000万請求された。

いやいやサラリーマンが絶対払えないでしょ！
本人確実に28億儲かってる認識無いから！！
いくらなんでもこれは理不尽！理不尽JAPAN！

そもそも、年間20万円超えると雑所得として申告義務が出てくるんだけど、
この理屈で言ったら、競馬をふつうのお小遣いで楽しんでいるファンのほとんどが、
1年間牢屋に入らないといけなくなるよ！
もしこの判決が通ったらやるせないなあ。