映画「NOTHING PARTS 71」試写会に行ってきました。
映画「NOTHING PARTS 71」の試写会に行ってきました。
この映画は、「リング」「らせん」「ユリイカ」など、60本以上に渡る映画をプロデュースしてきた、
仙頭武則(せんとうたけのり)さんが、初めてメガホンを取った作品。
国際的な評価も収めている方で、映画を知っている方からすれば、
「何故沖縄に住んでるんですか!?」的な存在とのこと。

左より、監督の仙頭武則さん・山城智二さん・脚本家の山田優樹さん。
「NOTHING PARTS 71」
沖縄復帰の前年(1971)に生まれた主人公2人の歩みから描くロードムービー。
実際、役を演じた山城智二さんも津波信一さんも、同じ1971年生まれ。
新車1台分くらいという、信じられない低予算で作られたらしく、
基地問題を大きな流れにしながら、
沖縄が抱える様々な問題を映した作品です。
この試写会の挨拶で、
事前に監督が「この映画は分かりにくい映画だ」と仰ってたのですが、
個人的にはすごく分かりやすく感じました。
まず、登場人物一人ひとりのキャラが大きな象徴となっている点。
例えば・・・
東京から軍用地を投資目的で買う人
→基地問題に無関心な本土の人
自分を騙しながらも土地を売って生計を立てる人
→矛盾を感じながらも基地で飯を食う沖縄人
自分は交通事故で被害を受けたのにただただそれを許す人
→全てを許そうとする沖縄人
という、おそらくそうだろうと思わせるような人物設定。
また、「癒しの島オキナワ」という明るいところを見て、
引っ越してはみたものの、ホステスしか働き口がなく、沖縄に来たことを後悔する女性や、
知的障害を持った弟を軍用地料で養っている家族、
遺骨収集のシーンの背景にはゆいレールや新都心のDFSなど、繁栄の象徴を入れてる点。
そして、急にドキュメントタッチになる演出。
どの立場であれ、みんな矛盾の表情を浮かべたり・・・
もし、これを見た県外の方が少しでも気持ち悪さを感じてくれるなら、
その感情の大きさが沖縄の矛盾の大きさだということが伝わることを信じて。
一つひとつのシーン全てに意味があり、
自分の中で悶々と感じている疑問が大きければ大きい人ほど、
そのシーンが出すサインに気づくはずです。そういう映画でした。
沖縄が抱える問題はとても複合的なもので、
一つ一つの糸をほぐしていくように複雑な問題。
その複雑さを表現すると、やはり分かりにくいとされる作品にどうしてもなってしまうのでしょう。
来週6日の火曜リビドー夜な夜なパフパフで、
監督の仙頭武則さんがゲストで来てくれます。
僕は、
・仙頭さんのこれまでのパーソナル部分。
・「NOTHING PARTS 71」の答え合わせ
・仙頭さんが沖縄で映画を撮る理由
この3つを是非、番組内で聞き出したいと思っています。
映画「NOTHING PARTS 71」は、
11月17日(土)、桜坂劇場にて公開!
公開期間は2週間。
できることなら避けて通りたい現実を直視するので、
やや見た後に疲れる映画ですが、
沖縄のアイデンティティがある人は見て欲しい、そんな映画です。
この映画は、「リング」「らせん」「ユリイカ」など、60本以上に渡る映画をプロデュースしてきた、
仙頭武則(せんとうたけのり)さんが、初めてメガホンを取った作品。
国際的な評価も収めている方で、映画を知っている方からすれば、
「何故沖縄に住んでるんですか!?」的な存在とのこと。
左より、監督の仙頭武則さん・山城智二さん・脚本家の山田優樹さん。
「NOTHING PARTS 71」
沖縄復帰の前年(1971)に生まれた主人公2人の歩みから描くロードムービー。
実際、役を演じた山城智二さんも津波信一さんも、同じ1971年生まれ。
新車1台分くらいという、信じられない低予算で作られたらしく、
基地問題を大きな流れにしながら、
沖縄が抱える様々な問題を映した作品です。
この試写会の挨拶で、
事前に監督が「この映画は分かりにくい映画だ」と仰ってたのですが、
個人的にはすごく分かりやすく感じました。
まず、登場人物一人ひとりのキャラが大きな象徴となっている点。
例えば・・・
東京から軍用地を投資目的で買う人
→基地問題に無関心な本土の人
自分を騙しながらも土地を売って生計を立てる人
→矛盾を感じながらも基地で飯を食う沖縄人
自分は交通事故で被害を受けたのにただただそれを許す人
→全てを許そうとする沖縄人
という、おそらくそうだろうと思わせるような人物設定。
また、「癒しの島オキナワ」という明るいところを見て、
引っ越してはみたものの、ホステスしか働き口がなく、沖縄に来たことを後悔する女性や、
知的障害を持った弟を軍用地料で養っている家族、
遺骨収集のシーンの背景にはゆいレールや新都心のDFSなど、繁栄の象徴を入れてる点。
そして、急にドキュメントタッチになる演出。
どの立場であれ、みんな矛盾の表情を浮かべたり・・・
もし、これを見た県外の方が少しでも気持ち悪さを感じてくれるなら、
その感情の大きさが沖縄の矛盾の大きさだということが伝わることを信じて。
一つひとつのシーン全てに意味があり、
自分の中で悶々と感じている疑問が大きければ大きい人ほど、
そのシーンが出すサインに気づくはずです。そういう映画でした。
沖縄が抱える問題はとても複合的なもので、
一つ一つの糸をほぐしていくように複雑な問題。
その複雑さを表現すると、やはり分かりにくいとされる作品にどうしてもなってしまうのでしょう。
来週6日の火曜リビドー夜な夜なパフパフで、
監督の仙頭武則さんがゲストで来てくれます。
僕は、
・仙頭さんのこれまでのパーソナル部分。
・「NOTHING PARTS 71」の答え合わせ
・仙頭さんが沖縄で映画を撮る理由
この3つを是非、番組内で聞き出したいと思っています。
映画「NOTHING PARTS 71」は、
11月17日(土)、桜坂劇場にて公開!
公開期間は2週間。
できることなら避けて通りたい現実を直視するので、
やや見た後に疲れる映画ですが、
沖縄のアイデンティティがある人は見て欲しい、そんな映画です。