国交正常化40周年・日中観光交流会議に行ってきた。
みなさんこんにちは、日本人です。
日本人であり、沖縄人であるとも言えます。
そこはこの土地に生まれた性であると思います。
今日は、沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー主催の、
国交正常化40周年を記念した日中観光交流会議のプログラムのひとつ、
現在中国で最も名の知られている日本人コラムニスト、加藤嘉一さんの講演会に行ってきました。

加藤さんは中国の主要メディアにコメンテーターとして多数出演し、
執筆・講義などで第一線で活躍しています。
テーマは、
「いま中国人は何を考えているか」
でした。
講演の内容を要約しますと・・・
====================
日中間では一世代前からは比べ物にならないくらい、
ヒトとモノ、カネの動きが活発になっている。
しかし、お互いに日中関係は重視しなくてはならないと感じていても、
お互いに国家に対して良くないイメージを持つ人は多い。
相互理解のために大切なのは、
面と面ではなく、線と線の関係を築くこと。対等な関係を築くこと。
そしてこの日本が敗戦国からスタートした60年のノウハウを提供し、
共に共同作業で汗を流すこと。
これからの日中関係における重要なキーワードは、
「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」
それを踏まえて、
立地的にも文化的にも優位性がある沖縄は、
センターフォワード的な役割を担って欲しい。
国家間で個人レベルや地方レベルの点と点をつなげる線が増えれば増えるほど、
日中間の相互理解に繋がる。
====================
ということでした。
個人と個人が真剣に議論したり肩を組むことで、
一歩ずつ異文化理解につながる。
世界の第二言語である英語を習得したい気持ちになった。(コツコツやろ)
そして、沖縄がどれだけキーマンか。
内側より、一度外に出た人間や、県外・国外の人間の方が知っている。
ますますこの土地の伸びしろを感じる機会になりました。
これ以上の詳細については、
割と長くまとめたものがあるので、
興味がある方は次の「続きを読む」をどうぞ。
日本人であり、沖縄人であるとも言えます。
そこはこの土地に生まれた性であると思います。
今日は、沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー主催の、
国交正常化40周年を記念した日中観光交流会議のプログラムのひとつ、
現在中国で最も名の知られている日本人コラムニスト、加藤嘉一さんの講演会に行ってきました。

加藤さんは中国の主要メディアにコメンテーターとして多数出演し、
執筆・講義などで第一線で活躍しています。
テーマは、
「いま中国人は何を考えているか」
でした。
講演の内容を要約しますと・・・
====================
日中間では一世代前からは比べ物にならないくらい、
ヒトとモノ、カネの動きが活発になっている。
しかし、お互いに日中関係は重視しなくてはならないと感じていても、
お互いに国家に対して良くないイメージを持つ人は多い。
相互理解のために大切なのは、
面と面ではなく、線と線の関係を築くこと。対等な関係を築くこと。
そしてこの日本が敗戦国からスタートした60年のノウハウを提供し、
共に共同作業で汗を流すこと。
これからの日中関係における重要なキーワードは、
「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」
それを踏まえて、
立地的にも文化的にも優位性がある沖縄は、
センターフォワード的な役割を担って欲しい。
国家間で個人レベルや地方レベルの点と点をつなげる線が増えれば増えるほど、
日中間の相互理解に繋がる。
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ということでした。
個人と個人が真剣に議論したり肩を組むことで、
一歩ずつ異文化理解につながる。
世界の第二言語である英語を習得したい気持ちになった。(コツコツやろ)
そして、沖縄がどれだけキーマンか。
内側より、一度外に出た人間や、県外・国外の人間の方が知っている。
ますますこの土地の伸びしろを感じる機会になりました。
これ以上の詳細については、
割と長くまとめたものがあるので、
興味がある方は次の「続きを読む」をどうぞ。
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いま中国人は何を考えているのか/加藤嘉一
====================
加藤嘉一氏
※プロフィール
国際コラムニスト。
日本語・中国語・英語、3カ国語でコラムを書く。
1984年静岡県生まれ。
2003年高校卒業後単身で北京大学留学。
同大学国際関係学院大学院修士課程修了。
英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、
復旦大学新聞学院講座学者(2012.3~7)、
北京大学研究員(2010.9~2012.6)、
慶応義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。
中国中央電子台(CCTV)、
香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)でコメンテーターを務める。
年間300以上の取材を受け、200本以上のコラムを書き、
100以上の講義を行なう。
以上本人HPより・・・
http://katoyoshikazu.com/index.html
====================
「どのようにお互い認識し向かい合うか」
今や日中間は320都市で姉妹協定を結び、
日本から中国への観光客数は370万人、
中国から日本への観光客数は140万人、
貿易額は40年前の11億円から、3600億円と、
関係は密になっている。
日中国交正常化40周年を迎えて、
日本と中国は、これまで対中ODAなど様々な支援などで、
与えた・与えられたというのがあったが、
対等な関係、心と心で繋がる関係であるべきだ。
今、漠然とした面と面であるつながりから、
地方同士のつながりや個人レベルのつながりによる、
点と点のつながりが今後重要になってくる。
─現在の日本と中国の抽象的な関係性
日中関係が重要だと考えているのは両国ともに約80%の人間が考えている。
しかし、お互いに悪いイメージを持っている人間の割合が、
中国は日本に対しておよそ6割・日本は中国に対しておよそ7割いる。
これはどういうことを表しているかというと、
相互依存しながら相互に疑っている状況。
しかしこの「相互依存」の部分に光を見出した。
─すでに切り離せない関係にある
中国人は日本に対して異常なまでの関心を持っている。
各国のトップの顔を表紙に据えた雑誌を並べると、日本の総理が表紙の雑誌が売れるし、
クールジャパンと言われるポップカルチャーにも強い興味がある。
25000社の日本企業が100万人を雇用していて、経済的にも貢献していることは確かだ。
日本が中国に雇用を生み出したり、ポップカルチャーに興味を持って日本語を学んだり、
そしてその人材が日本に対して還元したりしている。大きく見ると、国家間で還元しあっている。
辛亥革命(注1)や改革開放(注2)にも日本はコミットしてきた。
これからの日中関係に日本はどれだけコミットできるか。
─日本の立場だからできること
日本は第二次世界大戦敗戦後、敗戦国としての60年間に、
華やかな経済成長・公害問題・急激な少子化・対外摩擦と、光と影いろんな問題があった。
そして、実は、その全てが実際に中国で今起きている。
日本はその経験のノウハウを持っている。
そのノウハウを日中の共同作業の中に活かしていき、
その共同作業の中に競争を起こし、共に汗を流す。
そうして相互理解につなげていく。
活動一つひとつに一人ひとりが点と点を意識して過ごしていく。
─個人レベルでの相互理解
日中間でそれぞれのあまり良くないステレオタイプがある。
私(=加藤氏)の母親も漠然と中国に対して不気味なイメージがあったが、
東京のコンビニで非常に気持ちの良い接客をされて、母の中国に対する価値観が180°変わった。
こういう機会を増やすのが重要。
架け橋になる人材・空間・時間が求められている。
─架け橋に求められる人材
日本はバブル崩壊から20年近く経っていて、物心付いたときには、
経済的にマイナスの空気感で生まれ育って来た。
通っていた北京大の学生寮には100ヶ国以上の人間が集まり、
それぞれの国の立場から、英語で討論していた。
その国際性や議論の熱さ、そして希望から、
初めて強いエレルギーを感じた。中国の並々ならぬ上昇気流を感じた。
私が確信を持って言えることは、
「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」である。
そして架け橋になる人材に求められるのは、「包容力」「おおらかさ」
多様性を認めることのできる人間でなければならない。
「沖縄の重要性と戦略性」
日本は観光立国としての政策を進めている。
沖縄に行けばマルチビザを発給してもらえるとのことで、
肌感覚でも、まずは沖縄に行こうという声が多くなっているのが分かる。
立地的にも文化的にも沖縄は優位性がある。それを踏まえて、
沖縄には先述した、「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」において、
センターフォワード的な役割を担って欲しいと考えている。
沖縄は東西を見渡す世界の中心になれる。
先日の琉球大での講義では、
若い学生は沖縄で学んでいること、活動していることを誇りに思って欲しいと伝えた。
─若い世代に伝えたいこと
現代は実際にその国に訪問しやすくなったりしている。
北京大では日本7日+中国7日で日中の学生が英語で討論する合宿が組まれている。
その中で日本の学生は中国の学生の明晰さ、
中国の学生は日本の学生の協力性に感銘を受けていった。
今や発信するツールは充実している。
若い世代ほど発信していくべき。
分からなかったら同じ漢字圏同士、漢字を書いて会話だってできる。
─点と点
キーワードは「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」。
国家間で個人レベルや地方レベルの点と点をつなげる線が増えれば増えるほど、
相互理解に繋がる。
(注1)辛亥革命
(注2)改革開放
いま中国人は何を考えているのか/加藤嘉一
====================
加藤嘉一氏
※プロフィール
国際コラムニスト。
日本語・中国語・英語、3カ国語でコラムを書く。
1984年静岡県生まれ。
2003年高校卒業後単身で北京大学留学。
同大学国際関係学院大学院修士課程修了。
英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、
復旦大学新聞学院講座学者(2012.3~7)、
北京大学研究員(2010.9~2012.6)、
慶応義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。
中国中央電子台(CCTV)、
香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)でコメンテーターを務める。
年間300以上の取材を受け、200本以上のコラムを書き、
100以上の講義を行なう。
以上本人HPより・・・
http://katoyoshikazu.com/index.html
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「どのようにお互い認識し向かい合うか」
今や日中間は320都市で姉妹協定を結び、
日本から中国への観光客数は370万人、
中国から日本への観光客数は140万人、
貿易額は40年前の11億円から、3600億円と、
関係は密になっている。
日中国交正常化40周年を迎えて、
日本と中国は、これまで対中ODAなど様々な支援などで、
与えた・与えられたというのがあったが、
対等な関係、心と心で繋がる関係であるべきだ。
今、漠然とした面と面であるつながりから、
地方同士のつながりや個人レベルのつながりによる、
点と点のつながりが今後重要になってくる。
─現在の日本と中国の抽象的な関係性
日中関係が重要だと考えているのは両国ともに約80%の人間が考えている。
しかし、お互いに悪いイメージを持っている人間の割合が、
中国は日本に対しておよそ6割・日本は中国に対しておよそ7割いる。
これはどういうことを表しているかというと、
相互依存しながら相互に疑っている状況。
しかしこの「相互依存」の部分に光を見出した。
─すでに切り離せない関係にある
中国人は日本に対して異常なまでの関心を持っている。
各国のトップの顔を表紙に据えた雑誌を並べると、日本の総理が表紙の雑誌が売れるし、
クールジャパンと言われるポップカルチャーにも強い興味がある。
25000社の日本企業が100万人を雇用していて、経済的にも貢献していることは確かだ。
日本が中国に雇用を生み出したり、ポップカルチャーに興味を持って日本語を学んだり、
そしてその人材が日本に対して還元したりしている。大きく見ると、国家間で還元しあっている。
辛亥革命(注1)や改革開放(注2)にも日本はコミットしてきた。
これからの日中関係に日本はどれだけコミットできるか。
─日本の立場だからできること
日本は第二次世界大戦敗戦後、敗戦国としての60年間に、
華やかな経済成長・公害問題・急激な少子化・対外摩擦と、光と影いろんな問題があった。
そして、実は、その全てが実際に中国で今起きている。
日本はその経験のノウハウを持っている。
そのノウハウを日中の共同作業の中に活かしていき、
その共同作業の中に競争を起こし、共に汗を流す。
そうして相互理解につなげていく。
活動一つひとつに一人ひとりが点と点を意識して過ごしていく。
─個人レベルでの相互理解
日中間でそれぞれのあまり良くないステレオタイプがある。
私(=加藤氏)の母親も漠然と中国に対して不気味なイメージがあったが、
東京のコンビニで非常に気持ちの良い接客をされて、母の中国に対する価値観が180°変わった。
こういう機会を増やすのが重要。
架け橋になる人材・空間・時間が求められている。
─架け橋に求められる人材
日本はバブル崩壊から20年近く経っていて、物心付いたときには、
経済的にマイナスの空気感で生まれ育って来た。
通っていた北京大の学生寮には100ヶ国以上の人間が集まり、
それぞれの国の立場から、英語で討論していた。
その国際性や議論の熱さ、そして希望から、
初めて強いエレルギーを感じた。中国の並々ならぬ上昇気流を感じた。
私が確信を持って言えることは、
「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」である。
そして架け橋になる人材に求められるのは、「包容力」「おおらかさ」
多様性を認めることのできる人間でなければならない。
「沖縄の重要性と戦略性」
日本は観光立国としての政策を進めている。
沖縄に行けばマルチビザを発給してもらえるとのことで、
肌感覚でも、まずは沖縄に行こうという声が多くなっているのが分かる。
立地的にも文化的にも沖縄は優位性がある。それを踏まえて、
沖縄には先述した、「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」において、
センターフォワード的な役割を担って欲しいと考えている。
沖縄は東西を見渡す世界の中心になれる。
先日の琉球大での講義では、
若い学生は沖縄で学んでいること、活動していることを誇りに思って欲しいと伝えた。
─若い世代に伝えたいこと
現代は実際にその国に訪問しやすくなったりしている。
北京大では日本7日+中国7日で日中の学生が英語で討論する合宿が組まれている。
その中で日本の学生は中国の学生の明晰さ、
中国の学生は日本の学生の協力性に感銘を受けていった。
今や発信するツールは充実している。
若い世代ほど発信していくべき。
分からなかったら同じ漢字圏同士、漢字を書いて会話だってできる。
─点と点
キーワードは「官主導から民主導へ」「若者」「地方間のつながり」。
国家間で個人レベルや地方レベルの点と点をつなげる線が増えれば増えるほど、
相互理解に繋がる。
(注1)辛亥革命
(注2)改革開放