NHK「プロフェッショナル」に騎手の武豊が出てましたね。
言わずと知れた日本競馬史を塗り替え続けるトップジョッキー。
超人的な記録を刻んでいるのに驕り昂ぶらず、常にストイックな姿勢はとても美しいです。
番組の中で言っていました。

「プロフェッショナルは貫くこと」だと。

実は僕も同じようなことを考えていました。
立場が違いすぎるから説得力が全然違うのだけれど。

いかに初期衝動を、スタイルを貫くことができるのか。
周りにブレずに自分を持つことができるのか。

彼はデビュー以来ほぼずっとトップジョッキーとして名を馳せていて、
有力馬の騎乗依頼が次々と舞い込んできます。
なので競馬を知らない人は言います、
「良い馬に乗せてもらっているから良い結果が付いてくるんじゃないのか」と。

でもそれは違うと思います。
結果を出し続けているから、信頼で良い馬が回ってくるんだと。
求められてきたことを全てとは言わないがクリアし続けて来たから今があるのだと。

最後に彼は言いました。
「ただただ良い騎手になりたいんです」
あ、もうそこの部分が武豊の貫きだとするならば、この人は最強だなと思いました。