数日前に記事更新しようとしたんですけど、論文みたいになっちゃったのでお蔵入りにしました。

今日、友達（島袋くん）を家まで送ったらそいつのおじいちゃんの７３歳のトゥシビーをやっていた。
玄関で待っていたら、アットホームなその家庭は送っただけの僕を快く招待してくれた。
申し訳ないと思いながらも、せっかくなのでお邪魔させていただくことにした。

まず規模に驚いた。
島袋家ではお祝い事を盛大にやる風習があるらしく、外にも釜を用意してふすまも全撤去。
しっかりとした厳粛な雰囲気のなか、やや緊張する。
長濱家ではワイワイやって終わりなので、その上品さにビビる。
そいつは下品の塊なのに、家庭は美しい。


赤が私。
知らない家の子が、人生のお祝いに一人混じっている。

夕食をたくさん頂いたのだが、直前のマクドナルドがここで響く。残したら失礼だと思ったのでポテンシャルをフルに使って頑張って食べた。これは、おじいちゃんが生まれたから友も生を授かり、そういう歴史の集大成の夕食だから残すわけにはいかないと思ったのだ。

厳粛過ぎて、友達が手伝いをやり始めたりトイレに立っただけでふわふわフワフワしてしまう。
３０分経ったところで部外者はそろそろと思い、席を外そうとしたら三線の演奏が始まった。

さすがにこのタイミングでは席外せないよね。これは歴史の集大成の音色。

─（この曲終わってから、ごちそうさまでした言って、あいさつ回って帰ろう）
って考えてたら２曲目が始まってしまった！

帰れなくなった。


一番こらえたのが、大きいテレビで昔のビデオを鑑賞してた時に、
「長男の○○くんでーす。次男の××くんでーす。そして、三男の～△△くんでーす。」
の△△くんの時だけ、なぜか授乳してる映像だったこと。
でも笑うわけにはいけない。生物として神秘な姿であり、見ず知らずの僕がその上品な家の歴史を見させてもらっているわけだから。



　　さっき届いたピーク時の写真。